WPサイトの改ざんやアップデートで不具合を防ぐ方法

ワードプレス保守

WordPressサイトの運営で最も頭を悩ませるのが、サイトの改ざんやアップデートによるエラーです。

突然、サイトが真っ白になったり、警告メッセージが表示されたり、操作ができなくなる経験はありませんか?

これらの問題は、一刻も早く解決しなければならない緊急事態です。

特に事業者にとって、サイトの復旧が遅れることは、信頼を損なうだけでなく、検索順位の低下や顧客の流出といった深刻な影響を及ぼします。

この記事では、サイト改ざんやアップデートによるWordPressの破損ケースとその復旧方法、また予防策について詳しく解説し、最短で問題を解決するためのポイントをお伝えします。

1. サイト改ざんやサイト破損してしまうケース

WordPressサイトは多くのユーザーに利用されているため、様々な脅威にさらされています。

例えば、WordPressの本体やプラグインに存在する脆弱性から侵入され、サイトがハッキングされるケースがあります。これにより、ページ内容が勝手に書き換えられたり、ウイルスが仕込まれたりするなど、サイトの改ざんが行われるのです。

また、WordPressのアップデートやプラグインの更新時にエラーが発生し、復旧できなくなるケースもあります。
PHPをアップデートした際にサイト全体がエラーを起こしてしまうことも少なくありません。

このような状況では、画面が真っ白になり、管理画面にもアクセスできない状態になることがあります。

つまり、サイトが完全に機能しなくなるのです。これらのケースを未然に防ぐためには、最新のセキュリティパッチを適用し、定期的なメンテナンスを行うことが必要です。

2. トラブル発生したら放置は絶対NG!復旧までの時間が勝負

サイトに問題が発生した場合、絶対に放置してはいけません。
サイトの改ざんや破損を放置すると、問題がさらに悪化する恐れがあります。

例えば、改ざんされた状態で放置することで、さらに深刻なダメージを受ける可能性があり、最悪の場合、サイトが修復不可能になることもあります。

さらに、ユーザーからの信頼が低下し、検索エンジンの評価も下がってしまうリスクがあります。

そのため、1分でも早く専門業者に相談し、迅速な対応を図ることが重要です。

まずはエラーが発生する前に行っていた作業内容をまとめておき、それを専門業者に伝えることで、スムーズに修復作業を進めることができます。時間との戦いになるため、スピーディーな対応が求められます。

3. サイト改ざんの場合、修復しても再び起こることがある

サイトが第三者によって改ざんされた場合、表面的な修復だけでは再び改ざんされる危険性があります。

改ざんされた場合、まず侵入経路を特定し、それを遮断する対策を講じない限り、再度同じように侵入されるリスクが高いのです。

例えば、家の鍵を変えずに泥棒に入られた部屋を片付けるようなもので、再度被害を受ける可能性が高くなります。したがって、迅速かつ確実な復旧のためには、専門業者に依頼するのが最も効果的です。

専門業者は、サイトのセキュリティ診断を行い、根本的な問題の解決と予防策の提案をしてくれるため、二度と同じ問題が起こらないようにすることができます。

4. 定期的にサイトチェックすることが最も大切

WordPressサイトの運営者は、サイトの状態を常にチェックし、セキュリティ対策を講じることが重要です。

自分でアップデートを行うことは、コストを抑えられるメリットがありますが、その分、トラブルが発生した際には自ら調査し、不具合箇所を特定し、修復を試みる必要があります。

これには時間がかかり、本業にも支障が出る可能性があります。

一方で、専門業者に依頼して定期的にサイトの監視やメンテナンスを行ってもらうことで、万が一のトラブル発生時にも迅速に対応できる体制が整います。

専門業者は最新の技術と知識を持ち、問題が発生した際に迅速に対応し、復旧までの時間を最小限に抑えることが可能です。

特に定期保守作業を専門業者に依頼しているサイトであれば、そのサイトの状況やアップデート時の懸念箇所などを把握しているため、トラブル発生時にも迅速対応が可能となっています。

当サイトのサービスでも、定期的にバックアップやサイトの性質、不具合になりそうな箇所なども把握していますので、例えば、プラグインのアップデート時に不具合発生となった場合でも、最短1分程度で復旧することができます。

5. サイトの修復だけを依頼したい

サイトが壊れてしまったので、定期保守は無しで早く修復だけしてほしい」というご依頼を受けることが多くあります。

しかし、私たちは修復作業だけのご依頼をお受けしていません。
その理由は、定期的にサイトチェックを行い、セキュリティが脆弱な部分を見つけ出し、それを強化することが不可欠だと考えているからです。

例えば、一度サイトを復旧させたとしても、時間経過とともにセキュリティ対策が不十分となってしまったり、プラグインが再びアップデートされれば、すぐに同じような問題が再発するリスクがあります。

どのサイト修復業者に依頼しても共通のことと思いますが、その時に復旧完了となっても、PHPやMySQLのアップデート、WordPressやプラグインのアップデートなど、あらゆる仕様変更によって、再びエラーが発生してしまうことはゼロではないのです。

このような場合、再度のご依頼に対して「今回の修復実施後のサポートはできない」「再度、修復作業となるので追加費用が必要」と対応するのは保守業者として適切ではないと考えています。

私たちが目指すのは、一時的な修復ではなく、継続的な保守と予防を通じて、お客様のビジネスが安定して運営できる環境を提供することです。

そのため、修復だけではなく、サイトの保守管理を含めたサポートプランをご提案させていただいております。ぜひご理解いただけますよう、お願いいたします。

6. まとめ

サイトの改ざんやアップデートによる破損は、事業者にとって大きなリスクです。そのため、迅速な対応が求められます。

自分での修復は限界があり、再度問題が発生する可能性も考慮しなければなりません。専門業者に依頼することで、最短での復旧と再発防止が可能になります。

また、定期的なサイトチェックとメンテナンスを行うことで、予防策を強化し、安心してビジネスを続けることができます。

サイトに問題が発生したら、ぜひお気軽にご相談ください。私たちの専門知識と経験で、迅速かつ的確にサポートさせていただきます。

投稿者プロフィール

遠藤 晃太
遠藤 晃太代表
WordPressを使ったサイト制作は10年以上。
これまでにショッピングサイト、カーショップ、不動産、認定講座、弁護士、生命保険、病院、司法書士、飲食店、運送業、高校案内サイト、留学案内サイト、施設案内サイト、幼稚園、鍼灸院、キャンプ場、大学など、多数のサイト制作してきました。
じっくりと話し合い、お客様にピッタリのご提案やサポートを目指します。

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