ホームページ保守を選ぶときの大切なポイントとは?

ホームページやWordPressの保守

ホームページを安心して運営していくためには、専門の保守業者にサポートを依頼することが欠かせません。ところが、保守業者と一口にいってもサービス内容や対応範囲は大きく異なります。「費用だけで選んで後悔した」「更新依頼に対応してもらえない」などの声も少なくありません。

本記事では、「ホームページ保守業者を選定する際の大切なポイント」を詳しく解説します。

個人事業主から法人担当者まで、これから保守依頼を検討している方の判断材料としてご活用ください。

1. ホームページ保守業者に依頼する必要性

ホームページは、作って公開すれば終わりというものではありません。日々の運用の中で、更新作業やセキュリティ対策、さらには突然の障害やエラー対応が発生します。

例えばWordPressを使っている場合、バージョンやプラグインのアップデートを怠れば脆弱性を突かれるリスクが高まり、不正アクセスや改ざんの被害につながる可能性もあります。

また、万が一トラブルが起きた場合には、迅速な復旧作業が求められます。これらをすべて社内で対応するのは大きな負担になるため、専門知識を持った保守業者に依頼することは、リスク回避と業務効率化の両面で大きなメリットがあります。

2. 業者選定で確認すべき基本ポイント

保守業者を比較検討する際には、まず「どこまで対応してくれるのか」を明確に把握することが重要です。

業者によっては、バックアップや簡単なアップデートだけを行うプランもあれば、緊急時の復旧やセキュリティ監視まで含めて幅広く対応するプランを提供しているところもあります。自社の運営体制やリスク管理の方針に合わせ、必要な範囲をきちんとカバーできる業者を選ぶべきです。

さらに、料金プランが分かりやすいかどうかも見逃せません。月額料金に含まれる作業内容が不透明だと、依頼するたびに追加費用が発生してしまい、結果的にコストが膨らむこともあります。契約前に、金額とサービス範囲をしっかりと確認しておくことが大切です。

また、対応スピードも大きな判断材料になります。トラブルは突然起こるものですから、問い合わせからどのくらいの時間で初動に入れるかは信頼性を測る指標のひとつとなります。

3. 契約前に必ずチェックしたい詳細項目

業者を選ぶ前には、細かなサービス内容についても確認しておきましょう。まず、バックアップの有無とその頻度は非常に重要です。

万が一データが消失した場合でも、毎日のバックアップがあればすぐに復旧できますが、週に一度しか保存されていない場合は復旧に大きな時間がかかる可能性があります。

さらに、セキュリティ体制も要チェックです。マルウェアスキャンといった仕組みを持っているかどうかによって、攻撃からの防御力に差が出ます。また、トラブル時の復旧対応については「何時間以内に対応」と明文化されているかどうかが安心材料となります。

加えて、日常的な更新依頼への対応範囲も確認しておきたいポイントです。単なるテキスト修正だけなのか、バナーや画像の差し替えまで含まれるのかによって利便性は大きく変わります。

自社がどの程度更新を依頼する予定かを踏まえた上で選定することが望ましいでしょう。

4. 信頼できる業者の見極め方

信頼できる保守業者かどうかを見極めるには、いくつかの観点があります。まず、これまでの実績や事例を公開している業者は安心感があります。

さらに、契約前にしっかりとヒアリングを行い、自社の状況に合った提案をしてくれるかどうかも大切です。形式的な説明だけで終わるのではなく、課題に応じた解決策を提示してくれる業者は信頼に値します。
また、担当者に専門知識があるかどうかも確認したいところです。

セキュリティやCMS運用に精通した人材がいる業者であれば、突発的なトラブルにも柔軟に対応できます。

契約内容についても、専門用語ばかりでなく、素人でも理解できるように説明してくれるかどうかが信頼性の証になります。さらに、契約解除やプラン変更が柔軟にできるかどうかも、長期的な視点で見たときに安心できる要素となります。

5. 失敗しないための注意点

ホームページ保守業者を選ぶ際によくある失敗のひとつが、価格だけを基準にしてしまうことです。費用が安い業者に依頼してみたものの、必要なサポートが受けられず結局別の業者に切り替えるというケースは少なくありません。

また、制作会社にそのまま保守を依頼する場合も注意が必要です。制作は得意でも、セキュリティや障害復旧といった保守領域は弱いという業者も存在します。

さらに、契約内容をしっかり確認せずに進めてしまうのも失敗の原因です。口頭の説明だけを頼りにすると「その作業は範囲外です」と言われて追加費用が発生することもあります。契約前には必ず、書面や資料で作業範囲を確認し、不明点を解消しておくことが大切です。

6. まとめ

ホームページ保守業者を選ぶときに最も大切なのは、自社に必要な範囲を整理し、それを確実にカバーできるかどうかを見極めることです。費用や対応スピード、セキュリティ体制、そして復旧力を総合的に比較することで、信頼できるパートナーを見つけやすくなります。

私たち WP保守ガード では、WordPressを中心にホームページの保守管理・セキュリティ対策・緊急時の復旧対応まで幅広くサポートを行っています。

これから保守業者を探している方や、現在の契約内容に不安をお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。安心してサイト運営を続けられるよう、私たちがしっかりとサポートいたします。

投稿者プロフィール

遠藤 晃太
遠藤 晃太代表
WordPressを使ったサイト制作は10年以上。
これまでにショッピングサイト、カーショップ、不動産、認定講座、弁護士、生命保険、病院、司法書士、飲食店、運送業、高校案内サイト、留学案内サイト、施設案内サイト、幼稚園、鍼灸院、キャンプ場、大学など、多数のサイト制作してきました。
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