WordPressの保守を自分でするには?気を付けなければいけない注意点

自分でWordPressの保守

いつもWP保守ガードをご覧いただきありがとうございます。

今回はWordPressの保守経験10年以上の筆者が、自分でWordPressの保守をする時に気を付けなければいけない注意点について解説していきます。

  • WordPressの保守を自分でしているけど不安
  • 自分がやっているWordPressの保守は間違っていないかな?

WordPressで制作したサイトは公開後の保守がとても大切です。

特に『自分でWordPressの保守をやっている』という個人事業者や法人様など、社内で管理している場合に読んでいただきたい内容になっています。

不具合が発生したら自分で修正しなければいけない

自分でWordPressを保守する中で大変なのは不具合発生が起きた時です。

不具合はいつどんなトラブルが発生するかわかりません。もし、不具合発生したときに復元することができなければ検索順位の低下や訪問者からの信頼損失などが起こる場合があります。

もし、WordPress保守を自分でするのなら、『不具合発生したときに1日でも早く修復することができるかどうか』この部分がとても重要で、自分で修復できるスキルが必要です。

WordPressの保守でバックアップは大切です

WordPressの保守では、データの定期的なバックアップを行う事が必要です。

WordPressサイトには特に海外から大量アクセスや不正ログインを試みる動きがあります。多い時には1分間で300回以上のログインを試みるケースがありました。
もし、第三者にログインされてしまったらサイトは改ざんされてしまい、乗っ取りなどの最悪の事態を考えなければいけません。

そうした事態が起きた時に、すぐ復旧できるように定期的にデータのバックアップを行っておきましょう。

これまでご相談いただいた中でよくあるケースに以下のような事がありました。

  • データベースのバックアップをしていなかったケース
  • バックアップしていたつもりがされていなかったケース

上記の内容について詳しく解説していきます。

データベースのバックアップをしていなかったケース

WordPressのデータはサーバファイルとデータベースに保存されています。

サーバファイルには、テーマやプラグインファイル、今までアップロードした写真などのメディアが保存されていてFTP情報があればダウンロードすることができます。
そして、データベースにはWordPressの管理画面内でおこなう設定情報やユーザー情報、そして投稿と固定ページの内容が保存されていて、phpMyadminなどで接続すればダウンロードできます。

WordPressのデータは大きく分けてこの2つのデータがないと復旧することができませんが、サイトの不具合が発生してご相談いただいた中にはデータベースのバックアップを忘れていて復旧することができなかったことがありました。

サーバファイルのデータはあってもデータベースのバックアップファイルが無いと、サイトデザインは復旧することができますが、書き続けてきた記事やよくある質問やお問い合わせなどの固定ページの復元はできません。

逆にデータベースのファイルはあっても、サーバファイルが無ければ今まで通りのサイトデザインに戻すことは不可能で諦めるしかありません。

バックアップしていたつもりがされていなかったケース

よくある事の1つにあるのが『プラグインを使って定期的にバックアップしていたけどされていなかったケース』です。

プラグインを使って1日1回や1週間に1回などの定期バックアップしていると安心感が生まれます。
しかし、不具合が発生したときに定期バックアップしていたデータを使って復旧しようとしたら復元できなかったという声をいただいています。

この原因としては、バックアップで使っていたプラグインが何らかの理由で動いていなかった、バックアップの保存先の設定がうまくできなかったなどがありました。

こういうトラブルを防ぐためには、バックアップファイルを使って復旧することができるかどうかテストをおこなうことをオススメします。

これは毎年、全国各地でおこなわれる避難訓練のようなもので定期的にバックアップファイルを使って復元可能かどうかを試す必要があります。

WordPressは定期的なアップデートが必要

WordPressはセキュリティ強化や機能追加を目的とした定期的なアップデート通知がされます。

こうしたアップデートは毎月などのペースでバージョンアップをおこなっていくことで訪問者にとっても安心したサイトを提供することができますが、中にはアップデートをおこなっていないサイトもあります。

今までご相談いただいた中には3年以上アップデートをしないサイトもあり、非常に危険な状態でした。

自分でWordPressの保守をおこなっていくのなら、アップデートは定期的に必ずおこなう事が大切です。

サーバも定期的にチェック

WordPressで多くの方がレンタルサーバーを使っていることと思います。

レンタルサーバーはサーバ側で監視していて不具合が起きたら改善してくれるなどのメリットがあります。
例えばPHPのバージョンなどはレンタルサーバ会社が用意してくれますが、中にはPHPバージョンを変更したことによってWordPressが動かないケースや一部のプラグインで不具合が起こるなどのケースがありました。

こうしたトラブルを防ぐためにはサーバ会社から送られてくる情報をよく読むことです。
多くのサーバ会社から何か設定変更する場合には、メール通知があります。このメールの中には重要な内容が含まれている場合がありますので、必ずチェックしましょう。

WordPress保守は専門におまかせください

WP保守ガードでは、2012年にWordPress専門として開始した制作・保守業者です。

セキュリティ対策はもちろんのこと、『もっと操作を快適にしたい』『さらにアクセスアップを目指したい』というご相談にも対応してきました。

「WordPressの管理保守は自分では不安」という場合にはお気軽にお問い合わせください。

投稿者プロフィール

遠藤 晃太
遠藤 晃太代表
WordPressを使ったサイト制作は10年以上。
これまでにショッピングサイト、カーショップ、不動産、認定講座、弁護士、生命保険、病院、司法書士、飲食店、運送業、高校案内サイト、留学案内サイト、施設案内サイト、幼稚園、鍼灸院、キャンプ場、大学など、多数のサイト制作してきました。
じっくりと話し合い、お客様にピッタリのご提案やサポートを目指します。

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