WordPress初心者必見!正しい保守方法と失敗しないトラブル対処法
WordPressサイトの保守は、オーナーにとって非常に重要な作業です。
しかし、初心者の場合、どのような方法で保守をすればよいのか、また、トラブルが起きた場合にどのように対処すればよいのかわからないことがあります。
そこで、この記事では、WordPress保守について詳しく解説していきます。
まず、WordPress保守の基本的な種類について説明しました。バックアップ、アップデート、セキュリティ対策が重要であることを知っていますか?
また、それぞれの種類について、どのような手順があるか、注意すべき点についても解説しています。
次に、トラブルが発生した場合の対処法について紹介しました。
アップデートによるエラー、プラグインやテーマの互換性の問題、そしてサイトの復旧方法について、具体的な対処法を解説しました。
また、自動化ツールについても紹介しました。自動バックアップツール、自動アップデートツール、自動セキュリティ対策ツールがあることを知っていますか?
それぞれの種類について、どのような使い方があるか、注意点についても説明しました。
そして、WordPress保守を委託する際の注意点についても解説しました。料金のポイントやメリット・デメリットを理解し、委託先の選び方についても参考にしてください。
WordPressサイトの保守は、初めての人にとっては難しいかもしれませんが、この記事を参考にすれば、保守の基本的な知識や、トラブルが発生した場合の対処法、自動化ツールや委託先の選び方など、必要な情報を身につけることができます。
目次
WordPress保守とは
WordPress保守とは、WordPressの運営に必要な作業を行い、サイトの安定運営を維持するための一連の作業のことを指します。
WordPressサイトは常に更新やバックアップが必要であり、定期的な保守を行わなければ、サイトのセキュリティに問題が生じたり、サイトの運営に支障をきたす可能性があります。
WordPress保守のメリットとデメリット
WordPress保守のメリットは、サイトのセキュリティ強化や最新の機能の活用が可能になることです。
また、適切な保守を行うことで、サイトの速度やSEOにも良い影響があるため、サイトの成果にもつながります。一方で、WordPress保守を怠ると、セキュリティ上の脆弱性が生じる可能性があるため、最悪の場合はサイトの停止やデータの流出などの被害が生じることもあります。
デメリットとしては、保守にかかる時間やコストがかかることがあげられます。
WordPress保守の種類
WordPress保守には、バックアップ、アップデート、セキュリティ対策の3種類があります。それぞれの種類について詳しく解説していきます。
バックアップの種類
バックアップとは、WordPressサイトのデータを定期的にバックアップすることで、データの紛失やサイトの停止時の復旧などに備えることができます。バックアップには、データベースのバックアップとファイルのバックアップの2種類があります。
データベースのバックアップは、WordPressサイトに保存されている記事やページの情報をバックアップするもので、ファイルのバックアップは、WordPressサイトで使用しているテーマやプラグインなどのファイルをバックアップするものです。
アップデートの種類
アップデートとは、WordPressサイトの機能やプラグイン、テーマなどを最新版に更新することです。アップデートには、WordPressコアのアップデート、プラグインのアップデート、テーマのアップデートの3種類があります。
WordPressコアのアップデートは、WordPressの基本機能を最新版に更新することで、新しい機能や改善されたセキュリティを利用できます。
プラグインのアップデートは、WordPressサイトで使用しているプラグインを最新版に更新することで、機能やセキュリティの改善を受けられます。
テーマのアップデートは、WordPressサイトで使用しているテーマを最新版に更新することで、新しい機能やデザインの改善を受けられます。
セキュリティ対策の種類
WordPressのセキュリティ対策には、さまざまな方法があります。まず、強固なパスワードの設定が重要です。
また、2段階認証を設定することで、セキュリティを強化することができます。さらに、セキュリティプラグインの導入やSSL化、ファイアウォール設定なども有効な方法です。最新のWordPressのバージョンにアップデートすることも重要です。
セキュリティに関する問題は、放置しておくと大きな被害をもたらすことがあるため、適切な対策を行いましょう。
WordPress保守の方法
バックアップの取り方と復元方法
WordPressの保守で最も重要なのは、定期的にバックアップを取ることです。バックアップを取ることで、万が一の際にサイトをすぐに復元することができます。バックアップには、以下の方法があります。
- プラグインを利用する方法
- ホスティング会社が提供するバックアップ機能を利用する方法
バックアップの復元には、ファイルをサーバーにアップロードする方法や、プラグインを利用する方法などがあります。ただし、復元方法によっては、データが壊れる可能性があるため、十分に注意しましょう。
アップデートの方法と注意点
WordPressは、常に最新版を利用することが推奨されています。最新版にアップデートすることで、新機能が追加されたり、不具合が修正されたりするため、セキュリティ上も重要です。アップデートの方法は、管理画面から行うことができます。ただし、注意点があります。
- 事前にバックアップを取ること
- プラグインやテーマとの互換性を確認すること
- サイトがダウンする可能性があることを考慮すること
セキュリティ対策の方法とポイント
WordPressは、セキュリティ面において問題があるため、適切なセキュリティ対策を行うことが重要です。具体的な対策方法としては、以下のようなものがあります。
- パスワードの強化
- 不要なプラグインやテーマの削除
- ファイルのアクセス権限の設定
- セキュリティ対策を行うプラグインの導入
また、WordPressの更新やバックアップを定期的に行うことも、セキュリティ対策の一環として重要です。
WordPress保守でよくあるトラブルと対処法
WordPress保守を行っていても、トラブルが起こることがあります。その際は、正しい知識と対処法を持っておくことが重要です。
ここでは、よくあるトラブルと対処法について解説します。
アップデートによるエラーの対処法
WordPressのアップデートを行うと、予期せぬエラーが発生することがあります。アップデート前には必ずバックアップを取り、アップデート時には注意深く作業を行うようにしましょう。
また、エラーが発生した場合には、以下の対処法を試してみてください。
- 一時的なエラー:一度ログアウトし、キャッシュやCookieをクリアしてから再度ログインすることで解決する場合があります。
- プラグインの不具合:エラーが特定のプラグインに起因している場合、該当プラグインを無効化することで解決することができます。
- テーマの不具合:エラーがテーマに起因している場合、テーマをデフォルトに戻すことで解決することができます。
- データベースの不具合:データベースが破損している場合、復元や修復を試してみることで解決することができます。
プラグインやテーマの互換性の問題と対処法
WordPressでは、多数のプラグインやテーマが利用できますが、それらが互換性の問題を引き起こすことがあります。これは、WordPressのバージョンアップや、プラグインやテーマのアップデートがあった場合に起こります。
例えば、プラグインやテーマが新しいバージョンにアップデートされた場合に、それが古いバージョンと互換性がなく、サイトが正常に動作しなくなる可能性があります。
この場合、まずは、問題が起きたタイミングで新しくインストールしたプラグインやテーマを無効化することが重要です。
また、問題が起きた前にインストールしていたプラグインやテーマも、問題の原因となっている可能性があるため、一度すべてを無効化して、問題の解決を試みることが大切です。
プラグインやテーマを無効化した後に、問題が解決される場合は、一度有効化したものを順番に有効化して、問題が再発しないか確認していく方法があります。
また、プラグインやテーマの開発元に問い合わせて、問題が解決するまでの暫定的な対処方法や、新しいバージョンがリリースされた場合にはアップデートすることをおすすめします。
サイトの復旧方法
WordPressサイトがダウンしてしまった場合、サイトの復旧が必要となります。まず、パニックにならずに冷静に状況を把握し、原因を特定します。以下のような手順で復旧を試みましょう。
- プラグインやテーマの無効化:サイトがダウンした原因が特定できない場合、プラグインやテーマの問題が考えられます。WordPress管理画面にログインできる場合、プラグインやテーマを一時的に無効化し、サイトが正常に表示されるか確認します。
- データベースの修復:データベースに問題がある場合、修復を試みます。まずは、phpMyAdminやMySQLコマンドラインなどを使用して、データベースの修復を試みます。修復ができない場合、バックアップからデータを復元します。
- WordPressの再インストール:WordPressのコアファイルに問題がある場合、再インストールを試みます。
WordPressの最新バージョンをダウンロードし、FTPなどを使用してコアファイルを上書きします。
ホスティングサービスに問い合わせ:自力で復旧できない場合、ホスティングサービスに問い合わせてサポートを受けることもできます。
以上の手順を踏んで、可能な限りサイトを復旧させましょう。
また、サイトの復旧後は、原因を特定し、再発防止策を検討することも重要です。
WordPress保守の自動化ツール
WordPressの保守作業は、非常に重要ですが、手動で行うと手間がかかります。そのため、自動化ツールを使用して保守作業を簡略化することができます。
以下では、自動バックアップツール、自動アップデートツール、自動セキュリティ対策ツールについて説明します。
自動バックアップツールの種類と使い方
自動バックアップツールは、WordPressのデータベースやファイルを定期的にバックアップするツールです。自動バックアップツールを使用することで、バックアップの作成や保存場所の設定などを手動で行う必要がなくなります。
一般的な自動バックアップツールとしては、UpdraftPlus、BackWPup、Jetpackなどがあります。これらのツールを使用することで、設定画面から自動バックアップの設定が可能です。
また、多くのツールでは、Google DriveやDropboxなどのクラウドストレージにバックアップを保存することができます。
自動アップデートツールの種類と使い方
自動アップデートツールは、WordPressのコアファイルやプラグイン、テーマなどを自動でアップデートするツールです。自動アップデートツールを使用することで、セキュリティホールが発見された場合に、自動的にアップデートされるため、セキュリティリスクを軽減することができます。
一般的な自動アップデートツールとしては、Jetpack、WP Updates Settings、Easy Updates Managerなどがあります。これらのツールを使用することで、WordPressのアップデートを自動化することができます。
以上が、WordPress保守についての目次構成とその内容です。
これらの情報を活用して、WordPressサイトの保守・運用を行い、サイトの安全性を確保しましょう。
WordPress保守の委託先の選び方
ウェブサイトの運営者にとって、WordPressの保守は時間と技術的な知識を必要とする大きな仕事です。そのため、WordPress保守を委託することは、負担を軽減し、より効率的な運営を実現するための良い選択肢です。
しかし、WordPress保守を委託するにあたって、どのようなポイントに注意すべきでしょうか。
WordPress保守を委託するメリットとデメリット
WordPress保守を委託する最大のメリットは、自分自身で保守する手間や負担を軽減できることです。
また、専門家による保守がウェブサイトのセキュリティを強化することができ、予期せぬトラブルに対処できるという点も大きな利点です。
一方、WordPress保守を委託することによって、費用がかかることや、委託先の信頼性や技術力によっては、保守の質が低下する可能性があります。
WordPress保守の料金とポイント
WordPress保守の料金は、保守するウェブサイトの規模や内容によって異なります。基本的に、保守の範囲や頻度が高いほど、費用は高くなります。
また、無料で提供されるサービスもありますが、保守範囲が限定される場合が多いため、注意が必要です。
WordPress保守を委託する際には、契約内容や料金体系を明確にすることが重要です。
WordPress保守を委託する際の注意点
WordPress保守を委託する際には、委託先の技術力や信頼性、実績などをしっかりと確認する必要があります。また、保守内容や対応範囲など、契約内容をしっかりと把握し、納得できる内容であることを確認することも重要です。
さらに、保守を委託する場合でも、自分自身で定期的なバックアップを取ることや、WordPressのアップデートを常に確認することが重要です。
よくいただくご質問
-
WordPress保守を委託する場合、どのくらいの料金がかかるのでしょうか?
-
WordPress保守を委託する場合、料金はサービス内容によって異なります。一般的には、月額数千円から数万円程度のサービスが多く、サーバーやドメインの管理も含まれる場合はそれ以上の費用がかかることがあります。当サイトでの保守料金については、トップページをご覧ください。
-
WordPressの自動アップデートを使用する際、何か注意すべき点はありますか?
-
WordPressの自動アップデートを使用する場合、まずバックアップを取ることが重要です。アップデートによって互換性の問題が生じることがあり、バックアップを取っていれば問題が生じた場合でも復元することができます。また、プラグインやテーマのアップデートも同時に行われることがあるため、互換性についても確認することが重要ですが、当サイトでは予期せぬ不具合が発生したこともあるため、自動アップデートをおすすめしておりません。
まとめ
WordPressは、世界で最も多く利用されているCMSの1つであり、多くの人々が自分のウェブサイトを作成するために使用しています。しかし、ウェブサイトを運営することは容易なことではありません。
常に新しいコンテンツをアップロードしたり、バックアップを取ったり、セキュリティ対策を行ったりする必要があります。WordPress保守は、それらの作業を専門家に委託し、運営者自身がウェブサイトの品質とパフォーマンスを確保することを可能にするものです。
WordPress保守には、バックアップ、アップデート、セキュリティ対策などが含まれます。それぞれの作業が必要であることを理解することが重要です。また、それらの作業を自分自身で行うこともできますが、専門知識が必要であるため、WordPress保守のプロに委託することが多いです。
WordPress保守の自動化ツールもあります。それらは、定期的にバックアップを取り、アップデートを自動的に行い、セキュリティ対策を自動的に実行することができます。これらのツールは、WordPress保守に役立つために開発されており、多くの時間と手間を節約することができます。
WordPress保守を委託する場合、料金や注意点を把握することも重要です。WordPress保守を委託することによるメリットやデメリットも理解しておくことが必要です。
投稿者プロフィール
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WordPressを使ったサイト制作は10年以上。
これまでにショッピングサイト、カーショップ、不動産、認定講座、弁護士、生命保険、病院、司法書士、飲食店、運送業、高校案内サイト、留学案内サイト、施設案内サイト、幼稚園、鍼灸院、キャンプ場、大学など、多数のサイト制作してきました。
じっくりと話し合い、お客様にピッタリのご提案やサポートを目指します。
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