WordPressで変なサイトに飛ばされる?解決方法をご紹介

WordPressを使っていると、突然「変なサイトに飛ばされる」という問題に直面することがあります。

自分のサイトが他の悪質なサイトにリダイレクトされるのは非常に不安で、訪問者にとっても信頼を損なう原因となりかねません。特に、ビジネスサイトでは、このような問題が発生すると顧客離れや売上の減少を招いてしまうことがあります。

しかし、原因を特定し、適切な対策を講じることで、こうした問題を解決することは可能です。

  • 飛ばされる原因を見つける
  • ウイルスチェックをする

今回は、WordPressサイトで「変なサイトに飛ばされる」原因とその解決方法について詳しくご紹介します。
もし、今すぐ対応が必要な場合でも、この情報を活用することで迅速に問題を解消できるでしょう。

1. 飛ばされる原因を見つける

WordPressで「変なサイトに飛ばされる」現象が発生する場合、まず最初に確認すべきは、原因を突き止めることです。

この問題の原因には、いくつかの可能性がありますが、最も多いのは、サイトに不正アクセスがあった場合や、悪質なプラグインやテーマがインストールされている場合です。

また、WordPressのバージョンが古かったり、セキュリティが甘かったりすると、外部から攻撃を受けやすくなります。さらに、ウェブサイトにマルウェアやスパムコードが組み込まれていると、リダイレクトが発生することがあります。

特に、自分では気づかないうちに感染することが多いため、早期発見と対策が重要です。

原因がわからないままでは問題が解決できないため、まずは問題が発生している状況を徹底的に調査し、何が原因であるのかを明確にすることが必要です。

2. リダイレクト先を調べる

次に、サイトが「変なサイトに飛ばされる」場合、そのリダイレクト先を調べることが大切です。

リダイレクト先がどのサイトなのかを確認することで、問題の範囲を特定しやすくなります。悪質な攻撃者は、しばしばリダイレクト先に広告を表示させたり、フィッシング詐欺を仕掛けたりすることがあります。そのため、どのサイトに飛ばされているのかを特定することで、どのような被害を受けているのかを把握できるようになります。

リダイレクト先が明確になったら、そのサイトがどのようなサイトなのかを調査し、もしフィッシングサイトやスパムサイトであれば、Googleのウェブマスターツールやセキュリティツールを使って、そのサイトの影響を最小限に抑えるための対策を講じましょう。

3. ウイルスチェックする

次に重要なのは、ウイルスチェックを行うことです。ウイルスやマルウェアが原因でサイトがリダイレクトされることがあります。これを解決するためには、ウイルススキャンを実行して、サイト内のファイルやコードに不正なものがないかを調べる必要があります。

ウイルスチェックツールには、WordPress専用のセキュリティプラグインを利用する方法があります。例えば、「Wordfence」などは、マルウェアやウイルスを検出するだけでなく、サイトをリアルタイムで監視して不審な動きをすぐに警告してくれます。

Wordfence Security – Firewall, Malware Scan, and Login Security – WordPress プラグイン | WordPress.org 日本語

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また、ウイルスチェックを行った後は、感染が発見された場合は、すぐに除去し、バックアップから正常な状態に戻すことをお勧めします。ウイルスが原因の場合は、早期に発見し、速やかに対策を講じることが、サイトを守るために非常に重要です。

4. パスワードを変更する

WordPressサイトの管理者パスワードが弱い場合、攻撃者によって不正アクセスされるリスクが高くなります。

サイトが「変なサイトに飛ばされる」という問題が発生した場合、まずはパスワードを変更することが重要です。強力なパスワードに変更することで、不正アクセスを防ぐことができます。

パスワードは、英数字と記号を組み合わせ、少なくとも12文字以上に設定することをお勧めします。さらに、2段階認証を有効にすることで、セキュリティを一層強化できます。

パスワード変更の際は、管理画面にアクセスするユーザーの権限も確認し、不要なユーザーアカウントを削除して、管理者権限を持つ人だけがアクセスできるようにすることが必要です。

これにより、サイトのセキュリティが格段に向上し、再発のリスクを減らすことができます。

5. セキュリティ対策強化をおこなう

最後に、WordPressサイトのセキュリティ対策を強化することが、今後のリスクを防ぐために非常に重要です。セキュリティプラグインを導入して、サイトの脆弱性を最小限に抑えることができます。

また、WordPressやプラグイン、テーマの定期的なアップデートを行い、最新のセキュリティパッチを適用することも大切です。さらに、バックアップを定期的に取ることも忘れないようにしましょう。

万が一、サイトが攻撃されてしまった場合でも、バックアップを元に元の状態に戻すことができます。セキュリティ対策を強化することで、リダイレクト問題の再発を防ぎ、サイトの信頼性を守ることができます。

6. まとめ

WordPressサイトが「変なサイトに飛ばされる」という問題は、放置するとビジネスに大きな影響を与える可能性があります。

しかし、原因を突き止め、リダイレクト先を調べ、ウイルスチェックを実施し、パスワードを強化することで、この問題を解決することができます。

また、セキュリティ対策を強化することで、今後のリスクを予防できます。もし、これらの対応が難しい場合は、専門的なホームページ保守業者に相談することをお勧めします。お気軽にお問い合わせください。

投稿者プロフィール

遠藤 晃太
遠藤 晃太代表
WordPressを使ったサイト制作は10年以上。
これまでにショッピングサイト、カーショップ、不動産、認定講座、弁護士、生命保険、病院、司法書士、飲食店、運送業、高校案内サイト、留学案内サイト、施設案内サイト、幼稚園、鍼灸院、キャンプ場、大学など、多数のサイト制作してきました。
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