ホームページの保守サービスの費用相場を徹底解説
「ホームページの保守サービスを依頼したいけど、いまいち費用が分からない」という方へ、ホームページの保守サービスの内容と費用について解説していきます。
現在ホームページの保守を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
ホームページの保守とは?
ホームページの保守には、以下のような作業が含まれます。
1.ソフトウェアのアップデート
ホームページを構築したCMSやプラグインなどのソフトウェアを最新バージョンにアップデートし、セキュリティの脆弱性を修正します。
ホームページのソフトウェアのアップデートは、重要な保守作業の一つで、以下のような内容を目的とします。
- セキュリティの保護: ソフトウェアのアップデートにより、脆弱性を修正することができ、ハッキングや不正アクセスなどのセキュリティ脅威からホームページを守ることができます。
- パフォーマンスの向上: ソフトウェアは改良が進むため、新しいバージョンにアップデートすることで、ホームページの読み込み速度や操作性などのパフォーマンスを向上することができます。
- 機能の追加: ソフトウェアは進化していくため、新しいバージョンにアップデートすることで、新しい機能を追加することができます。
アップデートするソフトウェアはCMS, プラグイン, スクリプトなどがあります。アップデートする際には、バージョンアップ後に問題が発生しないように、事前のテストやバックアップを取ってからアップデートをおこないます。
2.バックアップ
ホームページのデータを定期的にバックアップし、データの損失やハッキングなどのトラブル時に備えます。
ホームページのバックアップは、ホームページの運用において重要な保守作業の一つで、以下のような目的になります。
- データの損失防止: ホームページのデータをバックアップすることで、ハードディスクのクラッシュやサーバーのトラブルなどによるデータの損失を防ぐことができます。
- ハッキングの復旧: ハッキングなどの不正アクセスによって、ホームページのデータが改ざんされた場合でも、バックアップから復元することで、データを元に戻すことができます。
- 新しいバージョンへの移行: 新しいバージョンのCMSに移行する際などに、移行前のデータをバックアップし、移行後にデータを復元することで、データの移行をスムーズにすることができます。
ホームページのバックアップは、データベースとファイルシステムの両方をバックアップすることが必要で、それぞれのバックアップ方法が異なります。また、バックアップを取る頻度は、ホームページの更新頻度や重要度などによって異なりますが、できるだけ頻繁にバックアップを取るようにします。
パフォーマンスのチェック
ホームページの読み込み速度やSEOなどのパフォーマンスをチェックし、改善するための対策を実施します。
ホームページのパフォーマンスのチェックは、ホームページの運用において重要な保守作業の一つで、以下のような目的になります。
- ページの読み込み速度の改善: ページの読み込み速度が遅いと、ユーザーが離れてしまう可能性が高くなります。パフォーマンスチェックを行うことで、ページの読み込み速度を改善するための対策を実施することができます。
- SEOの向上: パフォーマンスのチェックを行うことで、SEO対策を行うための指標を確認することができ、検索エンジンによりよく認識されるようになります。
- エラーの検知: パフォーマンスのチェックを行うことで、エラーや障害などが発生していないかを確認することができ、早期に対処することができます。
パフォーマンスのチェックには、サイトの読み込み速度、SEO対策、アクセス解析、コードのバグなどを検査するためのツールを使用することができます。それによって、サイトの読み込み速度や、SEO対策などの問題を見つけ出し、改善することができます。
セキュリティ対策
ホームページを守るために必要なセキュリティ対策を施し、不正アクセスやハッキングなどの脅威に対して対策を講じます。
ホームページのセキュリティ対策には、次のような方法があります。
- SSL/TLS証明書を使用して、通信を暗号化する。これにより、情報が第三者によって盗まれるリスクを軽減できます。
- フォーム入力やパスワード入力などのセンシティブなデータを送信する時のセキュリティ強化をおこないます。
- アクセス試行回数の制限や、セッションタイムアウトなど、ログインセッションを管理し、不正アクセスを防ぐために必要な措置を講じます。
- バックアップを取得し、データの整合性を確保します。これにより、ハードウェアやソフトウェアのトラブルなどでデータが損失した場合でも、復旧できるようになります。
ホームページ保守の相場
ホームページ保守の相場は、業者やサービスの内容によって異なります。 一般的には、保守契約を結ぶと毎月の固定料金でサービスを受けることができます。
一般的な保守契約の場合、毎月の料金は数千円から数万円程度です。ただし、サイトの規模や機能、運用環境などによって料金は大きく異なります。
また、保守契約には、更新や修正、バグ修正、セキュリティ対策などが含まれますが、追加のオプションやカスタマイズを希望する場合は別途料金がかかることもあります。
WP保守ガードと他社の費用を比較
早速ですが、ホームページの保守されている各社を比較しました。月額費用は各社の最低価格となっています。
初期費用 | 月額費用 | |
WP保守ガード | 16,500円 | |
ネット検索上位のサイトA | 0円 | 44,000円 |
ネット検索上位のサイトB | 0円 | 19,800円 |
ネット検索上位のサイトC | 27,500円 | 55,000円 |
ネット検索上位のサイトD | 0円 | 44,000円 |
ネット検索上位のサイトE | 0円 | 8,000円 |
WordPress保守の費用を調査してみた結果、初期費用は0円が多くありました。
そして、ランニングコストでは最低価格が月額8,000円、最高価格は55,000円というところがあり、47,000円の差となっていました。
費用だけで判断するのなら安い方が魅力的なので8,000円で決めたいところではありますが、先ほど解説した保守内容の有無を確認することや、もし不具合となった場合の復旧費用は含まれているかどうかなど、突発的な出費なども含めて検討していくことが必要です。
※WP保守ガードの初期費用について、特別価格となっております。こちら、予告なく終了となる場合がございます。
緊急対応の復旧費用の相場
「いままで保守しなくても問題なかったから必要ない」と思っている方にぜひ見てほしい内容があります。それは、保守していなかったサイトで緊急対応となった場合の相場です。
サイトのトラブルはいつ起こるかわかりません。過去には、朝起きたら突然不具合発生してしまった、なんてこともあり緊急対応した実績があります。
そこで、当サイトが日本国内のWeb制作・保守会社が公開している「緊急対応」や「トラブル対応」の料金表を調べた復旧費用の相場について、表にまとめてみました。
トラブルの種類 | 復旧費用の目安 | 備考 |
軽微な不具合修正 (リンク切れ、表示崩れなど) | 5,000円〜3万円 | 軽度なCSSやHTMLの修正、リンクの修正など。対応時間1〜2時間程度。 |
WordPressのバグ修正やテーマ・プラグインの不具合 | 3万円〜10万円 | テーマやプラグインの競合・バージョン不整合によるエラー修正。 |
サイトの動作不良 (サーバー設定ミス、PHPエラーなど) | 5万円〜20万円 | サーバーの設定変更、ログ解析、データベース修復などが必要なケース。 |
ハッキング被害 (改ざん、マルウェア感染など) | 10万円〜50万円以上 | マルウェアの除去、ファイル修復、セキュリティ対策の強化が必要。被害が広範囲に及ぶと費用が高額になる。 |
サーバーダウン (過負荷・DDoS攻撃など) | 20万円〜100万円以上 | サーバー復旧、DDoS対策、負荷分散設定などが必要。被害状況により費用が大きく変動。 |
データ消失・バックアップなしの復元作業 | 30万円〜100万円以上 | バックアップがない場合、データ復元サービスを利用する必要があり、高額になる。 |
復旧までの時間と追加費用
- 軽微な修正:数時間〜1日以内(緊急対応の場合、時間単価が高くなる)
- システムトラブル:1日〜1週間(深刻な場合、追加費用が発生)
- ハッキング・データ復旧:数日〜数週間(外部の専門業者への依頼が必要になるケースも)
結論:定期保守の方が圧倒的にコストを抑えられる
このことから、例えば、月額1万円〜3万円程度の 定期的なメンテナンス を行っていれば、こうした高額な緊急対応を回避できる可能性が高くなります。
「トラブルが起こる前に予防する」ことが、結果的にコストを抑える 最善の選択肢 なのです。
投稿者プロフィール
- 代表
-
WordPressを使ったサイト制作は10年以上。
これまでにショッピングサイト、カーショップ、不動産、認定講座、弁護士、生命保険、病院、司法書士、飲食店、運送業、高校案内サイト、留学案内サイト、施設案内サイト、幼稚園、鍼灸院、キャンプ場、大学など、多数のサイト制作してきました。
じっくりと話し合い、お客様にピッタリのご提案やサポートを目指します。
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