WordPressバージョンアップで起こる不具合と対処法

wordpressのトラブル

WordPressは、世界中で最も利用されているCMS(コンテンツ管理システム)です。定期的にバージョンアップが行われており、セキュリティや機能の向上が図られています。

しかし、バージョンアップには不具合が起こる可能性があります。不具合が起こると、サイトが閲覧できなくなったり、データが消えたりするなどの被害を受ける可能性があります。

そこで本記事では、WordPressバージョンアップで起こる不具合と対処法を完全網羅で解説します。WordPressでホームページを運営している方は、ぜひ参考にしてください。

1. バージョンアップ前に確認すべきこと

WordPressのバージョンアップを行う前に、以下の点を確認しておきましょう。

1-1. 現在のWordPressのバージョン

まず、現在のWordPressのバージョンを確認しましょう。WordPressの管理画面から、「設定」→「一般」で確認できます。

最新バージョンよりも古いバージョンの場合は、バージョンアップをする必要があります。

1-2. 利用しているテーマやプラグインのバージョン

次に、利用しているテーマやプラグインのバージョンを確認しましょう。WordPressの管理画面から、「外観」→「テーマ」でテーマのバージョンを確認できます。

「プラグイン」→「インストール済みプラグイン」でプラグインのバージョンを確認できます。

最新バージョンよりも古いバージョンのテーマやプラグインを利用している場合、バージョンアップをする必要があります。

1-3. サーバーやPHPのバージョン

最後に、サーバーやPHPのバージョンを確認しましょう。サーバーやPHPの管理画面から確認できます。

最新バージョンよりも古いバージョンのサーバーやPHPを利用している場合、バージョンアップをする必要があります。

これらのバージョンが、最新バージョンに対応しているか確認しておきましょう。

また、バージョンアップに伴って、機能や仕様が変更される場合もあります。変更内容を事前に確認しておきましょう。

WordPressの公式ブログや、テーマやプラグインの開発元のサイトなどで、バージョンアップに関する情報を確認できます。

変更内容を事前に確認しておくことで、バージョンアップ後のトラブルを未然に防ぐことができます。

以下に、バージョンアップ前に確認すべきことのポイントをまとめます。

  • 現在のWordPressのバージョンを確認する
  • 利用しているテーマやプラグインのバージョンを確認する
  • サーバーやPHPのバージョンを確認する
  • バージョンアップに伴う変更内容を確認する

これらのポイントを押さえることで、バージョンアップによるトラブルを未然に防ぐことができます。

2. バージョンアップで起こる主な不具合

WordPressのバージョンアップで起こる主な不具合は、以下のとおりです。

2-1. サイトが閲覧できなくなる

バージョンアップに失敗したり、テーマやプラグインとの互換性の問題が発生したりすると、サイトが閲覧できなくなることがあります。

2-2. データが消える

バージョンアップの際に、データベースにエラーが発生すると、データが消えることがあります。

2-3. デザインが崩れる

テーマやプラグインのバージョンアップに伴って、デザインが崩れることがあります。

2-4. 機能が使えなくなる

テーマやプラグインのバージョンアップに伴って、機能が使えなくなることがあります。

これらの不具合は、以下の原因で起こる可能性があります。

2-4-1. テーマやプラグインが最新バージョンに対応していない

テーマやプラグインが最新バージョンに対応していない場合、バージョンアップ後に不具合が起こる可能性があります。

2-4-2. サーバーやPHPのバージョンが最新バージョンに対応していない

サーバーやPHPのバージョンが最新バージョンに対応していない場合、バージョンアップ後に不具合が起こる可能性があります。

2-4-3. バージョンアップの際にエラーが発生する

バージョンアップの際にエラーが発生した場合、不具合が起こる可能性があります。

以下に、バージョンアップで起こる主な不具合の例を挙げます。

サイトが閲覧できなくなる例

バージョンアップに失敗して、データベースが壊れた場合、サイトが閲覧できなくなることがあります。

データが消える例

バージョンアップの際に、データベースのテーブル構造が変更された場合、データが消えることがあります。

デザインが崩れる例

テーマのバージョンアップに伴って、CSSやHTMLの記述が変更された場合、デザインが崩れることがあります。

機能が使えなくなる例

プラグインのバージョンアップに伴って、機能が追加されたり削除されたりした場合、機能が使えなくなることがあります。

これらの不具合を防ぐためには、バージョンアップ前に確認すべきことを必ず確認しておきましょう。

3. 不具合の原因と対処法

不具合の原因を特定したら、以下の対処法を試してみましょう。

  1. テーマやプラグインを最新バージョンにアップデートする
  2. サーバーやPHPのバージョンを最新バージョンにアップデートする
  3. バージョンアップをロールバックする

3-1. テーマやプラグインを最新バージョンにアップデートする

テーマやプラグインが最新バージョンに対応していない場合、不具合が起こる可能性があります。

テーマやプラグインの管理画面から、最新バージョンにアップデートしてください。

3-2. サーバーやPHPのバージョンを最新バージョンにアップデートする

サーバーやPHPのバージョンが最新バージョンに対応していない場合、不具合が起こる可能性があります。

サーバーやPHPの管理画面から、最新バージョンにアップデートしてください。

3-3. バージョンアップをロールバックする

バージョンアップをロールバックすることで、不具合を解消することができます。

WordPressの管理画面から、「プラグイン」→「インストール済みプラグイン」で、バージョンアップしたプラグインを無効にします。

次に、「ツール」→「バージョンの復元」で、直前のバージョンに復元してください。

4. 不具合が解決しない場合は

上記の対処法を試しても、不具合が解決しない場合は、以下の方法を試してみてください。

  • 専門家に相談する
  • 別のテーマやプラグインに変更する

専門家に相談することで、原因を特定し、適切な対処方法を提案してもらえます。

また、別のテーマやプラグインに変更することで、不具合が解決する可能性があります。

5. まとめ

WordPressバージョンアップは、セキュリティや機能の向上のために欠かせません。しかし、不具合が起こる可能性があることも知っておく必要があります。

本記事で紹介した対処法を参考に、不具合を未然に防いだり、万が一起こったとしても被害を最小限に抑えたりしてくださいね。

WordPressのバージョンアップや不具合でお困りの方は、ぜひWP保守ガードのお問い合わせフォームからご相談ください。

WP保守ガードは、WordPressのバージョンアップや不具合の対応を専門に行うサービスです。豊富な経験と知識を活かして、お客様のサイトを安全かつ快適に運用できるようサポートいたします。

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投稿者プロフィール

遠藤 晃太
遠藤 晃太代表
WordPressを使ったサイト制作は10年以上。
これまでにショッピングサイト、カーショップ、不動産、認定講座、弁護士、生命保険、病院、司法書士、飲食店、運送業、高校案内サイト、留学案内サイト、施設案内サイト、幼稚園、鍼灸院、キャンプ場、大学など、多数のサイト制作してきました。
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