WordPressバージョンアップで真っ白画面になったら？【原因と対処法】

WordPressのバージョンアップは、セキュリティや機能の向上のために定期的に行う必要があります。しかし、バージョンアップを行った後に、画面が真っ白になってしまうというトラブルが発生することがあります。

この記事では、WordPressのバージョンアップで真っ白画面になった場合の原因と対処法を、詳しく解説します。

1. 真っ白になる原因

WordPressのバージョンアップで真っ白画面になった場合の原因は、大きく分けて以下の4つがあります。

1. テーマの互換性問題
2. プラグインの互換性問題
3. PHPバージョンの不一致
4. データベースエラー

1-1. テーマの互換性問題

WordPressのテーマは、バージョンアップのたびに互換性の問題が発生することがあります。特に、古いテーマや、カスタマイズを施したテーマでは、バージョンアップに伴う変更に対応できない場合があります。

たとえば、テーマのファイル構造が変更された場合、テーマのカスタマイズが破損してしまうことがあります。また、テーマで使用されているPHPコードがバージョンアップに対応していない場合、エラーが発生して画面が真っ白になることがあります。

1-2. プラグインの互換性問題

WordPressのプラグインも、バージョンアップのたびに互換性の問題が発生することがあります。特に、古いプラグインや、不安定なプラグインでは、バージョンアップに伴う変更に対応できない場合があります。

たとえば、プラグインのファイル構造が変更された場合、プラグインの設定が破損してしまうことがあります。また、プラグインで使用されているPHPコードがバージョンアップに対応していない場合、エラーが発生して画面が真っ白になることがあります。

1-3. PHPバージョンの不一致

WordPressは、PHPというプログラミング言語で作成されています。PHPのバージョンが、WordPressのバージョンと一致していない場合、動作に問題が発生することがあります。

たとえば、WordPressのバージョンがPHPのバージョンよりも高い場合、PHPコードが正常に動作しないことがあります。また、WordPressのバージョンがPHPのバージョンよりも低い場合、WordPressがPHPの機能を使用できないため、画面が真っ白になることがあります。

1-4. データベースエラー

WordPressのバージョンアップの際に、データベースにエラーが発生した場合、画面が真っ白になることがあります。

たとえば、データベースのテーブル構造が変更された場合、データベースのテーブルが破損してしまうことがあります。また、データベースに誤ったデータが格納された場合、エラーが発生して画面が真っ白になることがあります。

2. 真っ白になった時の対処法

WordPressのバージョンアップで真っ白画面になった場合、以下の対処法を試してみてください。

2-1. バックアップから復元する

WordPressのバージョンアップを行う前に、バックアップを作成しておきましょう。バックアップがあれば、バージョンアップが失敗した場合でも、簡単に元の状態に戻すことができます。

2-2. WordPressをダウングレードする

問題の原因がテーマやプラグインの互換性問題である場合は、WordPressをダウングレードすることで解決できる可能性があります。

2-3. サーバーのPHPバージョンをアップデートする

問題の原因がPHPバージョンの不一致である場合は、サーバーのPHPバージョンをアップデートすることで解決できる可能性があります。

2-4. 原因となるプラグインを特定して削除する

問題の原因がプラグインの互換性問題である場合は、プラグインを1つずつ有効にして、問題の原因となっているプラグインを特定し、削除することで解決できる可能性があります。

2-5. テーマを変更する

問題の原因がテーマの互換性問題である場合は、テーマを変更することで解決できる可能性があります。

3. まとめ

WordPressのバージョンアップで真っ白画面になった場合、慌てずに原因を特定して、適切な対処法を行いましょう。

もし、自分で対処するのが難しい場合は、Web制作やマーケティングを行っている事業者に相談するのも一つの方法です。

WordPress保守ガードでは、WordPressのバージョンアップやトラブル対応をサポートしています。お気軽にお問い合わせください。