中小企業のサイト管理者必読!WordPressを放置すると大変なことに

近年、多くの中小企業がホームページを制作し、情報発信や顧客獲得に活用しています。しかし、サイト制作後の保守管理を怠り、放置してしまうケースも多く見られます。

WordPressは、使いやすくカスタマイズ性が高いCMSとして人気ですが、その反面、セキュリティ対策を怠ると、ハッキング被害に遭いやすくなります。 特に、中小企業はセキュリティ対策に十分なリソースを割けない場合が多く、格好の標的になりやすいのです。

本記事では、WordPressを放置した場合に起こり得るリスクと、実際に被害を受けた中小企業の事例を紹介し、中小企業のサイト管理者向けに、WordPressサイトの重要性と保守管理の必要性を解説します。

1. WordPressを放置すると起こり得るリスク

WordPressを放置すると、以下のようなリスクが生じます。

1-1. セキュリティ脆弱性の放置

WordPressはオープンソースのCMSであるため、常に脆弱性が発見されています。脆弱性を放置すると、ハッカーに悪用され、サイト改ざんや情報漏洩などの被害に遭う可能性が高くなります。

1-2. サイトの表示速度低下

WordPressは、プラグインやテーマを導入することで、様々な機能を追加することができます。しかし、不要なプラグインやテーマを放置すると、サイトの表示速度が低下し、ユーザー離脱に繋がる可能性があります。

1-3. SEO対策の悪化

WordPressは、SEO対策に適したCMSですが、適切な設定や対策を施さないと、検索エンジンでの順位が低下し、アクセス数が減少する可能性があります。

1-4. バックアップの不足

万が一、サイトがハッキング被害に遭ったり、データ消失した場合、バックアップがないとサイト復旧に多大な時間と費用がかかります。

2. 中小企業のサイト改ざん被害の事例

2023年、中小企業のホームページ制作会社A社のサイトが改ざんされ、顧客情報約1万件が流出する被害が発生しました。A社は、WordPressを利用していましたが、セキュリティ対策を怠り、脆弱性を放置していたことが原因です。

2024年、中小企業のB社は、自社のホームページに不正な広告が掲載される被害に遭いました。B社は、WordPressを利用していましたが、不要なプラグインを放置していたことが原因です。

これらの事例からも分かるように、中小企業もサイト改ざん被害の標的になり得ます。

東洋経済オンラインでも要注意と取り上げられています。

3. WordPressサイトの保守管理の重要性

WordPressサイトを安全に運用するためには、以下の保守管理が必要です。

3-1. セキュリティ対策

  • 常に最新バージョンにアップデートする
  • セキュリティプラグインを導入する
  • パスワードを定期的に変更する

3-2. パフォーマンスの最適化

  • 不要なプラグインやテーマを削除する
  • キャッシュ機能を利用する
  • 画像を圧縮する

3-3. SEO対策

  • タイトルタグやメタディスクリプションを設定する
  • コンテンツを定期的に更新する
  • 内部リンクを構築する

3-4. バックアップ

  • 定期的にバックアップを取る
  • バックアップデータを安全な場所に保管する

4. まとめ

WordPressは、使いやすく便利なCMSですが、放置すると様々なリスクが生じます。中小企業は、サイト改ざん被害などのリスクを認識し、WordPressサイトの保守管理を徹底することが重要です。

WordPress保守ガードサイトは、WordPressサイトの保守管理サービスを提供しています。セキュリティ対策、パフォーマンスの最適化、SEO対策、バックアップなど、専門知識を持つスタッフがサイトを安全に運用します。

WordPressサイトの保守管理にお困りの方は、ぜひWordPress保守ガードサイトにご相談ください。

投稿者プロフィール

遠藤 晃太
遠藤 晃太代表
WordPressを使ったサイト制作は10年以上。
これまでにショッピングサイト、カーショップ、不動産、認定講座、弁護士、生命保険、病院、司法書士、飲食店、運送業、高校案内サイト、留学案内サイト、施設案内サイト、幼稚園、鍼灸院、キャンプ場、大学など、多数のサイト制作してきました。
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