WordPressの表示速度が遅い?レンタルサーバーで改善する方法
あなたのWordPressサイト、表示速度は大丈夫ですか?
近年、Googleはサイトの表示速度を検索結果のランキング要素に採用しており、表示速度が遅いサイトは検索結果で不利になる可能性があります。
特に個人事業主や企業担当者にとって、サイトの表示速度は顧客獲得に大きく影響します。
表示速度が遅いと、ユーザーはすぐに離脱してしまう可能性が高くなり、せっかく作ったサイトも意味がありません。
そこで今回は、WordPressの表示速度をレンタルサーバーで改善する方法を解説します。
この方法を実践すれば、あなたのサイトは表示速度が劇的に向上し、SEO対策にも効果的です。
1. WordPressの表示速度が遅くなる5つの原因
WordPressの表示速度が遅くなる原因は様々ですが、主な原因は以下の通りです。
- レンタルサーバーの性能が低い
- キャッシュ機能が有効化されていない
- 画像ファイルが大きい
- 不要なプラグインがインストールされている
- テーマやコードの問題
例えば、レンタルサーバーの性能が低いサーバーは土地、WordPressサイトは家だと考えてみましょう。
土地が狭く、家が大きければ、家が建ちにくく、動きも遅くなります。
キャッシュ機能が有効化されていないキャッシュ機能は、一度読み込んだデータを保存しておき、次回以降の読み込みを高速化する機能です。
これは、料理で例えると、下ごしらえをしておけば、調理時間を短縮できるのと同じです。
画像ファイルが大きい画像ファイルが大きすぎると、読み込みに時間がかかります。
これは、荷物が多ければ多いほど、持ち運びに時間がかかるのと同じです。
不要なプラグインがインストールされている使用していないプラグインは、サイトの負担になります。
これは、使っていない家具が部屋のスペースを占領するのと同じです。
その他には、テーマやコードなどの記述の問題があり、多くのファイル読み込みによる表示遅延が発生している場合があります。
2. WordPressの表示速度を早く改善する方法
WordPressの表示速度を改善するには、以下の方法があります。
2-1. 高速なレンタルサーバーを選ぶ
レンタルサーバーは、WordPressサイトの表示速度に最も影響を与える要素です。高速なレンタルサーバーを選ぶだけで、劇的に表示速度が向上する場合があります。
レンタルサーバーを選ぶ際には、以下のポイントに注意しましょう。
- SSDストレージ搭載
- 高速なCPU搭載
- メモリ容量が十分
- 無料お試し期間がある
また、WordPressに特化したレンタルサーバーもありますので、検討してみるのも良いでしょう。
レンタルサーバーでは遅くなってしまうと思われがちですが、最近の各レンタルサーバーでは表示改善対策されていることが多くあるので、レンタルサーバーだと遅いというような問題はありません。
2-2. キャッシュ機能を活用する
キャッシュ機能は、サイトの表示速度を大幅に向上させることができます。
WordPressには、様々なキャッシュプラグインがありますので、自分に合ったプラグインを選びましょう。
代表的なキャッシュプラグイン
- WP Super Cache
- W3 Total Cache
- LiteSpeed Cache
キャッシュプラグインの設定は、少し複雑な場合もありますので、わからない場合は、レンタルサーバーのサポートに問い合わせると良いでしょう。
2-3. 画像を最適化する
画像ファイルは、サイトの表示速度を遅くする原因の一つです。
画像を最適化することで、ファイルサイズを小さくし、表示速度を向上させることができます。
主な画像最適化の方法は以下があります。
- 画像圧縮ツールを使う
- 画像サイズを適切に調整する
- WebP形式などの次世代フォーマットを使う
WebP形式に変換できるプラグインでは、以下のものが代表的になっています。
- WebP Converter
- CloudConvert
- EWWW Image Optimizer
2-4. 不要なプラグインを削除する
使用していないプラグインは、サイトの負担になります。不要なプラグインは削除しましょう。
プラグインを削除する際の注意点としては、複数同時に削除しないことや削除前にバックアップを取るようにしましょう。
プラグインを削除する方法は、WordPress管理画面から削除する方法とFTPソフトを使って削除する方法の2つがあります。
2-5. その他の改善方法
その他にも改善方法があります。主な改善方法には以下があります。
- テーマを軽量なものに変更する
- 不要なコードを削除する
- CDN (Content Delivery Network) を利用する
- WordPress のバージョンを最新に保つ
- データベースを最適化する
特にカスタマイズに柔軟な対応しているテーマでは、不要な記述コードが多く書かれていたりします。そうしたコードを読みこみするだけでも表示速度に影響します。不要な記述によって表示速度を改善したい場合には、完全オリジナルテーマがオススメです。
また、プラグインのインストールと削除を繰り返している場合、データベースに削除したプラグインデータが残る場合があります。残ったデータは読み込み時に影響が出てくる場合があります。
3. WordPressの表示速度を改善するメリット
WordPressの表示速度を改善することで、以下のメリットがあります。
- ユーザーの離脱率が減少する
- SEO対策になる
- コンバージョン率が向上する
- サイトの信頼度が向上する
- 運営者の負担が軽減される
表示速度が改善されると、ストレスなく閲覧することができるのでユーザーの離脱率減少につながります。
また、Googleは表示速度が改善されているサイトを上位表示する傾向があるので、SEO対策にもなり、結果、問合せ数の増加など、コンバージョンが向上します。
表示速度改善することによって、メリットが多くあるので、是非取り組んでみましょう。
4. まとめ
WordPressの表示速度は、サイトの運営において非常に重要です。
今回紹介した方法を実践することで、あなたのWordPressサイトの表示速度を劇的に向上させることができます。
表示速度が遅いとお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
WP保守ガードでは、WordPressサイトの保守管理サービスを提供しております。
表示速度の改善はもちろん、セキュリティ対策、バックアップ、アップデートなど、様々なサービスを提供しておりますので、お気軽にご相談ください
投稿者プロフィール
-
WordPressを使ったサイト制作は10年以上。
これまでにショッピングサイト、カーショップ、不動産、認定講座、弁護士、生命保険、病院、司法書士、飲食店、運送業、高校案内サイト、留学案内サイト、施設案内サイト、幼稚園、鍼灸院、キャンプ場、大学など、多数のサイト制作してきました。
じっくりと話し合い、お客様にピッタリのご提案やサポートを目指します。
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