ホームページは意味ない!ウェブサイトを最大限に発揮させる方法とは?

近年、SNSの普及により、「ホームページは意味ない」と考えるサイト運営者も増えてきました。
しかし、ホームページは依然として、ビジネスにおいて重要な役割を果たしています。

本記事では、ホームページが「必要ない」と感じられる理由を解説し、その上でウェブサイトを最大限に発揮させるための方法について詳しくご紹介します。

1. ホームページが「必要ない」と感じられる3つの理由

1-1. コストと手間がかかる

ホームページ制作には、ドメイン取得費、レンタルサーバー代、制作費用、運用費用など、コストがかかります。
また、更新作業やセキュリティ対策など、継続的な手間も必要です。

コスト例として以下があります。

  • ドメイン取得費:年間1,000円~
  • レンタルサーバー代:月額500円~
  • 制作費用:数万円~数十万円
  • 運用費用:月額数千円~
  • 更新作業:記事更新、画像更新、プラグイン更新など
  • セキュリティ対策:パスワード管理、脆弱性対策、バックアップ

ホームページは制作して終わりではなく、維持するために必要なコストがかかってきます。

1-2. 効果が実感できない

ホームページを作ってすぐに効果が出るわけではありません。SEO対策や広告運用など、集客対策も必要です。

例として以下があります。

  • SEO対策:キーワード選定、コンテンツ作成、被リンク獲得など
  • 広告運用:Google広告、Facebook広告など
  • 効果測定:アクセス解析ツール、コンバージョン率

こうした内容を実践しないと誰にも見られないウェブサイトとなってしまい、ホームページは意味ないと感じてしまうことでしょう。

1-3. SNSで十分

近年は、SNSで集客や情報発信を行うケースも増えています。しかし、SNSはあくまでもツールの一つであり、ホームページと役割が異なる点に注意が必要です。

SNSとホームページの違いは以下があります。

  • SNS: リアルタイムな情報発信、顧客とのコミュニケーション
  • ホームページ: 詳細な情報提供、企業理念の訴求

アクセス解析をおこないますと、SNSで見たユーザーは、ホームページを探す傾向があります。

検討しているユーザーの後押しとしてもホームページは必要になりますので、SNSで十分ではありません。

2. ホームページを最大限に発揮させるポイント

2-1. ホームページの目的を明確にする

「集客」「情報発信」「ブランディング」など、ホームページの目的を明確にすることで、必要な機能やコンテンツを検討しやすくなります。

例えば以下のような目的を明確にする必要があります。

  • 集客目的: 商品・サービスページ、お問い合わせフォーム、ランディングページ
  • 情報発信目的: ブログ記事、ニュース記事、プレスリリース
  • ブランディング目的: 企業理念ページ、会社紹介ページ、ビジョンページ

2-2. ターゲット層に合わせた内容にする

誰に向けて情報を発信するのか、ターゲット層を明確にすることで、訴求内容やデザインを最適化できます。

例えば以下の部分を考慮していく必要があります。

  • ターゲット層: 年齢層、性別、職業、興味関心、ニーズ
  • 訴求内容: ターゲット層の課題解決に役立つ情報
  • デザイン: ターゲット層に好まれるデザイン

2-3. 効果測定を行い改善を続ける

アクセス解析ツールなどを活用して、ホームページの効果を定期的に測定し、改善を続けることが重要です。

例えば、Googleが提供しているGA4やサーチコンソールなどを利用して、コンテンツ内容やデザイン、導線などの改善していく必要があります。

3. ホームページがもたらす具体的なメリット

3-1. 24時間365日営業

ホームページは、常に情報発信を行うことができます。
顧客は、営業時間外でも商品・サービスの情報を確認します。

ホームページは、サイト運営者が寝ている時にも営業し続けてくれます。

3-2. 信頼感や認知度の向上

しっかりとしたホームページは、企業やブランドの信頼感や認知度向上に効果があります。

テンプレートを使って無料のホームページサービスで作成したウェブサイトと完全オリジナルデザインで作成したウェブサイトでは、後者の方が信頼感が出てきます。

時間をかけてしっかり制作することによって信頼感や認知度アップされたホームページになりやすいです。

3-3. 新規顧客の獲得

ホームページは、検索エンジン経由で新規顧客を獲得することができます。

ネット検索でホームページにたどり着いてもらうことによって、顧客獲得にも繫がります。

3-4. 求人獲得

ホームページは、求人情報発信にも効果的なツールです。

1人の人材確保するために、とある企業では約90万円かかるといわれています。費用対効果としても最近では、求人募集ページを制作している企業が多くなってきました。

競合と差別化を図るためには、求人募集ページを制作して獲得することが非常に効果的になります。

3-5. 顧客とのコミュニケーション

ホームページは、顧客とのコミュニケーションツールとしても活用できます。

ブログ記事を発信してユーザーとの距離感を近づけることも可能です。また、悩んでいるユーザーに対してホームページは答えを出してくれる目的にすることによってホームページの意味を発揮することができます。

3-6. コスト削減

ホームページは、紙媒体での情報発信と比べて、長期的に見るとコスト削減につながります。

紙媒体での情報発信は印刷費用、郵送料、紙代など、毎回数万円がかかりますが、ホームページ内のブログやお知らせ機能を活用して発信することによって、毎回の費用は発生しませんので、気軽に情報発信していくことができます。

3-7. データ分析による改善

ホームページは、アクセス解析ツールなどを活用して、顧客の行動を分析することができます。

ホームページに訪れるユーザーは、興味がある人になります。そうした、顧客の属性、興味関心、行動パターンなどが確認できます。

そうしたデータをチラシやSNSの内容に活用することができます。

4. 低コストで効果的なホームページ制作と運用方法

4-1. 目的や状況に合わせて選択

ホームページ制作には、様々な方法があります。

目的や状況に合わせて、最適な方法を選択しましょう。

費用を抑えたり、自分が考えているホームページにしたい場合には、自作のホームページが適していますが、本業で時間がない、専門知識がない場合には、専門業者に依頼することによって、効果的なホームページになることでしょう。

4-2. 費用対効果を意識

ホームページ制作は、費用対効果を意識することが重要です。

例えば、目的に合わせて無料ツールや格安サービスを活用して制作費用を抑えることや、運用費用も考慮することによって販売商品や成果に合わせて費用対効果を意識するようにしましょう。

4-3. ホームページと紙媒体の複合技で運用

ホームページと紙媒体を組み合わせることで、相乗効果を生み出すことができます。

例えば、紙媒体にQRコードを印刷してホームページに誘導することによって、紙媒体以上の情報をユーザーに提供することができます。

4-4. 無料ツールを活用

ホームページ制作や運用には、様々な無料ツールがあります。

GA4やWordPress、Wix、Canvaなどの無料ツールを活用することによって運用コストを抑えることができます。

4-5. 外注と自作のメリット・デメリット

ホームページ制作を外注する場合と自作する場合には、それぞれメリットとデメリットがあります。

外注する場合には、 時間がない場合や専門知識がない時に有効です。逆に自作でホームページ制作する場合には、費用を抑えたい場合や自分の好きなようにホームページ制作したい場合にはオススメですが、問合せへの動線など、集客目的のホームページをお考えの場合には、知識が豊富な専門業者に依頼することで、目的や目標への近道になることでしょう。

5. まとめ

ホームページは、コストや手間がかかるというデメリットもありますが、多くのメリットをもたらす重要なツールです。

目的を明確にし、ターゲット層に合わせた内容にすることで、ホームページを最大限に活用することができます。

ホームページ制作や運用についてお困りのことがあれば、お気軽に「WordPress保守ガード」にご相談ください。

投稿者プロフィール

遠藤 晃太
遠藤 晃太代表
WordPressを使ったサイト制作は10年以上。
これまでにショッピングサイト、カーショップ、不動産、認定講座、弁護士、生命保険、病院、司法書士、飲食店、運送業、高校案内サイト、留学案内サイト、施設案内サイト、幼稚園、鍼灸院、キャンプ場、大学など、多数のサイト制作してきました。
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